税理士とお客様の結びつきとは
税理士になろうという動機はさまざまだと思います。スポーツに打ち込んでいた人が怪我なのでスポーツを断念したのがきっかけという人もいます。クヨクヨと将来を悲観するよりも、他に打ち込むことはないかと考えて税理士の道を選ぶ人もいます。
周りの友だちが簿記の勉強をしていたからという人もいますし、親が会計事務所をしていたという人もいます。簿記を勉強して面白かったからという人もいます。
税理士よりも就職活動で銀行に入行してその後独立という人もいます。税理士を一生の仕事として考えたときに、お客様との結びつきが大切ということがわかります。親の会計事務所を引き継いだ場合、その事務所が歴史が長ければ、働いてくれる職員も長かったりします。
キャリアの長い職員さんから学ぶことも多いですし、事務所を継続するという意味でもその事務所のマインドというものを教えてくれたりします。お客様との結びつきは、所長が変わったからといって切れるものではありません。
切れないからこそ、前任者と同じかそれ以上の信頼感が持ってもらう必要があります。税理士の仕事というのは、どんどん複雑化しています。IT化が進んできて、簡略化されたところもありますが、数字を作成する作業などは税理士の頭脳が必要です。
税理士といっても、得意分野というものがあります。税理士がたくさんいる事務所だと、お客様のさまざまな課題の解決に取り組むことができます。事務所が一丸となって、企業の最高のパートナーとなることができます。
また、税理士という仕事は、世間一般的に判っているような判っていないようなところがあります。子どもたちがなりたい職業にあげたくなるように魅力を伝えていきましょう。