封筒、はがきの書き方

封筒に入れる手紙が長文に及ぶ場合、安易に封じてはいけません。手紙の執筆は下書きに始まり、推敲、清書、点検を経ない限りミスが生まれます。推敲とは、書き上げた草稿を何度も読んで加筆、修正することです。どんなに文章力ある人でも一度で完成させることなどできません。清書はこの推敲を経た文を丁寧に写すことを意味します。最後に総点検して完成します。

さて、封筒の宛名は真ん中に大きく書くようにします。住所は都道府県に始まり、室番号まで詳しく書きましょう。「~様方」を書くときは改行するようにします。全体のバランスとしては、住所は宛名より下に伸びないようにとどめます。宛名は一行におさめる方が望ましいでしょう。漢数字は紛らわしく、住所で用いる場合は誤配に繋がりかねません。特に注意しましょう。「親展」「急信」は、切手の下に書くと良いでしょう。封じ目に市販のシールを用いるのも構いませんが、改まった手紙では考えものです。

はがきも書式の基本は封筒、手紙に準じます。ただ前述したようにあくまでも略式です。用件を簡潔に書くよう心掛けましょう。差出人の住所は表に書くのが一般的ですが、適宜裏に書いても構いません。年賀状は印刷したものが増えましたが、簡単な挨拶くらいは手書きで記すことで、相手に良い印象を与えます。黒色のインクを使い、万年筆で書くのが理想です。また招待状等の往復はがきには、返信用の宛名が予め印字されています。名前の下に「行」と書かれているので、それを二本線で消し、「様」あるいは「御中」と書き直します。自分の名前を書くスペースに「ご芳名」とある場合は、「ご芳」を消すのが礼儀です。

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