自分に合う手帳選び
そもそも、「自分に合う手帳」というのは、どんな手帳なのでしょうか?
どんな手帳が合うのかという具体的な内容については、人によって違うのではないかと思います。
だからこそ、手帳の種類やデザインに、これだけ多くのバリエーションが存在しているのでしょう。
手帳はただ持っているだけでは意味がなく、使いこなしてこそ初めて意味が出てくる青テムなのです。
そのため自分に合う手帳というのは、自分が無理なく使え、かつ必要な機能が備わっていることが必要となってきます。
ですが、機能がたくさんあればいいというものではありません。
機能が多い手帳は、それだけページ数が多くなってしまうことから、大きくかさばってしまったり重くなったりしてしまいます。こうなっては持ち歩きに不便です。
また、機能が多すぎると、必要な機能が埋もれやすくなってしまいます。この場合、必要な機能を使う前に、まずは必要な機能があるページを探すための余計な手間がかかってしまう可能性もあるのです。
過不足なく必要な機能が詰まっている手帳を選ぶためには、まず自分がどういったシチュエーションで手帳を使うかを考え、それに合わせて必要な機能を選ぶことが大切です。
これが出来て初めて、実際にどの手帳を選ぶかを絞り込んでいくことが可能となります。
ちょうどよい手帳が市販のアイテムに存在しない場合は、リフィルタイプのように自分で選べる中身を組み合わせていくという方法もあります。
手帳の用途としては、スケジュール管理がメインになると思います。
1日あたりのスケジュールが多い方はウィークリーなど、1日の予定が多く書き込めるタイプを選ぶとよいでしょう。
そうでない方の場合はマンスリーのように、なるべく広めの期間の予定を1度に見渡せるようなタイプをおすすめします。
中には「そんなこと言われても、手帳なんて使ったことないから何が必要かよく分からない」という方もいらっしゃることでしょう。
その場合はまず、安めの1年タイプで売れ筋の物を買って、実際に使ってみるとよいでしょう。
手帳には高級で中身を交換していくタイプもありますが、最初から高価なアイテムを買った場合、もし自分に合わなかった場合は無駄になってしまいます。
最初は「失敗してもいいや」と割り切れる安いタイプで十分です。
しっかり使っていれば、1年も経つ頃には、自分が手帳にどんな機能を求めるかが分かってくるのではないでしょうか。