自費出版

  • 出版社の自転車操業

    出版社の自転車操業 その➁

    消費者としても、マニアックな本を街中の書店で手に入れることができるため、メリットを享受できます。他方、出版社は返品相当額を取次店に返金しなければなりませんが、結果的に自転車操業を生み出してしまいます。何故なら新刊に関しては取次は刷った冊数全てを買い取ってくれるため、返金額相当分を新刊の「無理刷り」によって賄おうとするからです。売れる見込みもないのに発行部数を上げるわけですから、当然その新刊もまた書店からたくさん返品されます。そして再度の返金を都合するため、新刊の発行を繰り返すようになるのです。 出版社がこれまで生き長らえてきたからくりが分かると、その延命法でいつまで耐えられるのかという素朴な疑問が生じます。出版業界全体の売り上げが減少しているのにもかかわらず、新刊点数が上昇しているのはどう考えても健全とは言えません。「借金」の帳消しが期待されるのは、ヒット作が生まれることに限られます。が、現況に鑑みて、そのような幸運を期待するのはギャンブルに過ぎます。中小の多くの出版社がこの自転車操業の限界を越してしまい、倒産しているのが現実なのです。返品すれば痛手を被らない書店がこれまで以上に販売努力できるかどうかも鍵ですが、そもそも「取次」システムが弊害ではないのかという疑問が方々で沸き起こっています。 2017年に話題に上ったのが、オンライン書店大手の外資系企業による「取次外し」でした。この企業は出版社と直接やり取りする販売方法を選択し、功を奏している側面もあるため、非常に注目されています。今のところ追随する書店は少ないのですが、今後の勢力図次第で取次会社も存亡の危機に直面することになりそうです。

  • 出版社

    出版社と書店

    自費出版する上で、出版業界の慣習や業態の実際について理解しておくことは重要です。中でも最近注目されているのは、出版業界全体が不況に喘いでいる中、また海外のネット書店が幅を利かせる中、「取次」との関係性がどう変わるのかということです。出版業界は90年代にピークを迎えて以降、急速に縮小してきました。パソコン解説書の大手や思想系の寵児と目されていた出版社等も、次々と破産するに至っています。出版社はこの数十年、胡坐をかいていたわけではありません。経営努力は他業種と比較しても、言われるほど劣っていたわけではないのです。それにもかかわらず一向に振るわないのは何故でしょうか。 原因は色々考えられます。インターネットが普及したこと、娯楽が多様化したことも大きいと思われます。しかしそれ以上の阻害要因が、実は「取次」を介した「流通」にあるのだと指摘する人もいます。「取次」は出版社と書店との間に介在し、日本では2社のみでシェアの70%を占めています。確かに小さな出版社が自力で全国の書店に本を届けるのは不可能なので、取次が介在するのは至極当然とも言えます。消費者にとっても田舎に住みながら大抵の新刊を地元の書店で手に入れることができるため、大変便利なシステムです。また出版社が取次に支払う手数料も8%前後に止まっており、書籍代金に占める書店の上乗せ額や著者印税の方が割高です。では「取次」システムの何が問題なのでしょうか。 あまり知られていませんが、書店における本の値引きは認められていません。その代り、売れ残った書籍を出版社に返品することができます。この「売れ残り0保証」の制度によって、書店としては売れ残りのリスクを考える必要が無く、「品揃え」に専念できます。    

  • 文章

    行き詰まったら

    原稿はコンディションが良好なときに進めるのが理想ですが、多くの人は仕事の合間などの限られた時間の中で少しずつ書きためてゆくスタイルになるでしょう。アイディアが湧いてすらすらと書き進められる日もあれば、集中できなかったり適切な文章が浮かばず作業が進まない日もあると思います。朝型、夜型と人によって調子のよい時間帯も違います。 折角時間を作って原稿に向かっているのに、どうやっても書けない。そんな時の対処法をいくつかご紹介します。 まず1つは、一旦作業を中断することです。散歩や軽い運動など、少し身体を動かして気分転換をしてみて下さい。休息を入れることで、意外とすんなり新しい文章が思い浮かぶことがあります。 これまで書いてきた文章を最初から読み直してみることもおすすめします。冒頭から読むことで文章の流れを掴むことができ、行き詰まっていた箇所に適した文章を客観的に考えることが出来ます。 少し勇気のいる方法ですが、原稿からしばらく離れて忘れるのも一法です。書くのを休んでいても、無意識のうちにアイディアに対するアンテナは立っています。仕事帰りに立ち寄った店での出来事、家族や友人との会話、ぼんやり眺めた景色等、ふとしたことがヒントになることがあるでしょう。面白いアイディアの種は日常の何気ない出来事の中に沢山潜んでいます。いいアイディアは必ず浮かぶと信じて、焦らず執筆活動を続けましょう。そして閃いた時は必ずメモをしておきましょう。 また、最初の案のままだと書き進められないと感じるようであれば、最初の案に拘らず、構成や章立てを修正していきましょう。構想の段階では気がつかなかった点がいくつか浮上してくることはよくあります。軌道修正をすることでよりよい作品に繋がります。

  • 押し付けないことが一番のアピール

    押し付けないことが一番のアピール

    「売り込み」という言葉の強さから、自身の想いや苦労といったものを延々と書く人も少なくないようです。しかし、はっきり言ってそのようなエピソードは、自費出版を考えている全ての人が持っているものではないでしょうか。それなのに、アピールしたいというエゴから、自分がその原稿を書くために苦労した事や年数など、別に必要ではない情報をくどくど綴ると言った送り状をよく目にします。しかしながら、先にも述べた通り、自費出版を目指す人たちに苦労は必ずあるということは編集者は百も承知であり、本当に重要なのは、そう言ったサブストーリー的な部分を押し付けず、純粋に原稿を審査してもらいたいというお願いの気持ちなのではないでしょうか。プロの作家さんのあとがきなどに苦労話など書かれても何も面白くはないのではないでしょうか。むしろ、内容と関係なくそんなことを書かれていては、なんだか情けないような気持ちになるのではないでしょうか。そもそもそんな部分をアピールするくらいなら書かなければいいと思われるのがオチでしょう。誰でも苦労していることは当たり前なのです。変にインパクトをつけようとして「◯十年かけて書きました」というようなアピールは逆効果ではないでしょうか。シンプルに要点をまとめ、シンプルに目を通すことのできる環境を整えられることが、一番のアピールに繋がると言えるのではないでしょうか。企画の内容は企画書で、自身の主張は原稿で十分になされているということが重要でしょう。その上で、それを手にとってくれた感謝と、読んでくださいというお願いの気持ちだけをシンプルに表現されている方が気持ち良いものになるでしょう。自分の気持ちを押し付けない売り込み方が望ましいのではないでしょうか。

  • 構成・章立ての変更

    原稿を書くときどこから書き始めるでしょうか。大抵は最初から書き始めることともいます。しかし、一概にそう決めつけることはありません。なぜなら、構成も章立てもすでに決まっているのですから、自分の書きやすいと思うところから書いても構わないのです。 本によっては一番初めに結論を持ってきて、そのあとに内容を考えながら上手く起・承・転を書き上げる方法でも良いのです。 また、書く作業が進むにつれて最初に考えた構成や章立てを変更しなくてはならないことも出てきます。また書く作業の中で構想を練っているときには気づかなかったことが見えてくることもあります。 そのような時は、最初の構成に捉われ過ぎず内容を調整しながら変更をしても構わないのです。 例えば大きく構成を変えてみたり、章の分け方を増やしてみたり、または思い切って順番を入れ替えるなどの変更も、時には内容を良い方向へ向かわせることもあるのです。 書く前に立てた構成や章立てはあくまでも仮に立てた案であって、決定案ではないので書く作業の進行で何度でもどのようにでも変更が可能なのです。逆にその繰り返しが作品の完成度を高めていく場合もあるのです。 それは文章を書くうえでも同じことが言えます。書いているとアイディアや書きたいことが次々と湧いてきてペンが進むと思えば、突然ペンが進まなくなることもあります。 そんな時は自分が無理して机にしがみつくのではなく、一度書くことを中断し気分転換すると気持ちも頭もリセットされて再度書き始めたとき、スラスラとかけることもあるようです。 または、今まで書いた文章をもう一度読み返してみるのも良いでしょう。流れをつかみ直すきっかけになることもあるからです。

  • 内容に自信がないときは

    初めて自著を出版する人の中には、あまり文章に自信がないけれど思い切って作ってみることにした、というケースが多いと思われます。 初めての出版なので、そもそも「普通の体裁」というものがよくわかっていない。どうしても伝えたいことがあったので筆をとったが、文書力に自信がない。表記のルール、漢字のルールがわからない。 そうした心配は尽きません。この手の問題は、「できる限り気をつけて、下調べを行い、努力する」ということでカバーしきれるものではありませんよね。 専門家、プロの手助けや助言がどうしても求められることになります。 さて、そうした出版にまつわるあれこれについてのプロ、というのはどんな職業のことを指すのでしょうか。 編集者は、出版にまつわる内容の吟味や工程管理などを行う重要な存在です。 多くの自費出版社が、商業出版社と同様に、編集者を抱えています。校正やデザインの部門を設けているところも多く存在します。最もシンプルな自費出版社は、「製本業者」とあまり違いがありません。そのぶん、費用は安くなるということでしょう。 自分で紙面のレイアウトができる、表紙のデザインができる、内容の校閲・校正ができる。そんな人は、最後の印刷以降の手順を委託するだけで良いでしょうが、ほとんどの人が、出版経験のない個人ですので、アドバイスをもらえたり手を入れてくれる出版社の方が助かるのではないでしょうか。 出版社によっては、商業出版社のように、「これだと矛盾がある」「こうした方が伝わりやすい」といったように、内容の向上のためのアドバイスを与えてくれます。 内容に絶対の自信があるときはこのような過程は不要かもしれませんが、一応耳を貸しておいた方がベターに思えますし、自信がないならば、多くの過程を出版社に委託した方が、仕上がりは質の高いものになるのではないかと思われます。

安心の自費出版をチェック!

自費出版の費用のご相談はみんなの自費出版まで

About Us

我々は、静止についての情報を提供し、また、愛と興味深い人々のための自己出版!私たちと一緒に楽しんでみましょう。

連絡先: info@ustainableaglandtenure.com

免責注意事項

このWEBサイトに掲載しております情報を利用する際は、すべて閲覧者自身の責任でお願いします。当サイトに掲載しております情報にもとづき閲覧者が判断および行動したことにより、いかなる結果や被害が発生した場合においても、当サイト運営元は一切責任を負いませんのでご了承ください。なおこのWEBサイトに掲載しております情報は、全て掲載時におけるものです。掲載後、状況の変動により実際と一致しなくなる場合や、予告することなく情報の修正を行う場合も存在します。