印刷による名入れ

ペンの胴体に名前や企業名、メッセージを入れる名入れですが、その方法にもいくつかの種類があります。

 

大まかにまず、印刷か彫刻かという違いです。

これは文字どおり、名入れする言葉を表面に印刷するのか、ボディーを削って言葉を浮き彫りにするのか。

彫刻の場合、文字を刻み込んだところにインクなどを流し込んで、立体的な名入れを表現することも一般的ですし、素彫りといって、レーザーで彫り入れたときに生じる自然な「焼け」で文字を浮かび上がって見えるようにするというものもあります。

 

印刷では、シルク印刷とパッド印刷という異なる手法が普及しています。

シルク印刷はシルク(絹)の布を材料として印刷をするもので、現在ではナイロンやステンレスなどを材料とするのが一般的になってきています。

もうほとんど絹を使用することはないのですが、印刷メカニズムは一緒で素材が違う、という観点から、一括してシルク印刷と呼んでいます。

 

パッド印刷は、インクをシリコンパッドに転写して、それをハンコのようにボディーに押し付けて文字入れします。シリコンの弾力性のある版を用いますので、ボールペンのような曲がった形状や凹凸面にも綺麗に印刷ができます。

 

パッド印刷とシルク印刷では、工程の違いから、製造にかかる時間に差が出てきます。

基本的には、パッド印刷がシルク印刷より早く出来上がる傾向にあります。

シルクは素材の絹やナイロンなどで網目の版を作ります。網目の間の空隙からインクを通過させて絵柄を描きます。

パッド印刷はよりシンプルで、ハンコのような版にインクを含ませ、ボディーに押し付けていくという形です。手順の複雑さや手順の数などから、パッド印刷の方が早く納品できる可能性が高いのです。

納期が近い、なるべく早く入手したい、そんな場合はパッド印刷を利用した方がいいかもしれませんね。

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