進化する油性ボールペン
仕事などで圧倒的に使用される機会が多い油性ボールペンですが、従来では油性のボールペンはしっかり書けても、
なめらかに書けない欠点がありました。
そのため従来では、なめらかな書き味は水性やゲルの特性でしたが、最近では、各社でインキの改良が行われ油性でもなめらかな書き味を実現したボールペンが登場しています。
・油性ボールペンの改良点
各メーカーで従来の書き味の良くない所を改良して現在に至っているわけですが、具体的にどのような改良が行われていったのかを紹介します。
・インクの粘度(ねばつき感)を低くし、さらさら感を出すことにより、流れるような書き味を実現し、書きはじめのカスレも限りなく無くしています。
・ 画期的な新インクを開発し、「極めてなめらかな書き心地」を実現し、描線の乾燥性に優れ、濃くはっきりとした描線を実現しています。
このように各社共、従来の油性ボールペンよりも「書き味重視」と言った具合にボールペンを使う人のニーズにあわせた商品を次々と発表しています。仕事の場面で特に油性ボールペンで書く場面が多い人ほど、やはり書き味というのは良いほうが字を書いていて心地良い面もありますので、各社共、ニーズを調査したりしながら改良を重ねています。
一方で使用する方はどういうペンの選び方をしていますか?一般事務等の書類では書類の種類にもよるでしょうが、まずは油性ボールペンを使用し、消えない字を書けば目的の大部分は果たしたことになりますが、それ以外の書類はどうでしょう?字を書いた後の見栄えの良さや、強調して読み手に伝えたいところをあえて太字で書いてみるといった必要も出てきます。体表的な例は履歴書です。では、履歴書を書く時に適した筆記具は何でしょうか?昔から、使われているのは、万年筆です。読み手にも良い印象を与えることができる上、文字がかすれることなく、きれいに書くことができますす。
しかし昨今では、値段が高い、使い慣れていない、などの理由から”万年筆離れ”が進み、ボールペンで書く方が多いようです。ボールペンを使用することが多い昨今ですが、履歴書を書く時にいろいろ工夫している方も多く、たとえば「ペンの太さを使い分ける」があります。通常ですと同じ太さのボールペンで履歴書を書きますが、自己PR欄など、特に読み手の目にはいりやすくなるように太字にするといった方法があります。