貼る文具
今や文房具店や雑貨店で色とりどりのマスキングテープを当たり前のように目にするようになりましたが、さらに機能が加わったものが次々と出てきているようです。テープの両側に1㎜間隔の目盛りが付いてメジャーとして使えるものもあります。本来、車のパーツ加工の位置決めのために開発されたものだそうですが、いろいろな用途に使えそうです。また、幅7㎜の2本テープで、一方には1から31までの数字が、もう一方には月曜日から日曜日までの印字されているものもあります。並べて貼ると自由にカレンダーやスケジュール帳まで作れる優れものです。テープ自体にオリジナル感を出したい人には、下絵に沿って塗り絵ができるマスキングテープがよいかもしれません。通常のテープとは違い、色鉛筆で塗りやすい加工になっていて、アートセラピー効果も期待できそうです。そのほか、真ん中に「OPEN」などの文字とミシン目が付いたジッパー付きテープや、マスキングテープ素材のステッカーをロール状に重ねて巻いてあるテープまで、実用性と遊び心を併せ持った新商品が続々と登場しています。
付箋の進化も留まることを知らず、さまざまな工夫がちりばめられたものがあるようです。フィルムタイプで、見てほしいところに付箋を貼ると、見た相手がミシン目で切り取り、見たことが確認できるものは、職場での業務連絡に役立ちそうです。また、クリアファイルをよく使う人には、すべてのタグがひと目で見える、管理用付箋が大変便利です。順番に入れなくても付箋が全部見えるため、収納した書類を探す時間が短縮できそうです。さらに、資料など見てほしいところにピンポイントで貼れる矢印の付箋や、ポリエステルフィルムでできた丈夫なインデックスタイプの付箋、裏面全体に紙が反りにくいドットタイプののりが付いているものなど、用途に合わせて活用できそうなものばかりです