固定観念を打ち破る斬新な文房具
消せるポールペンや立てられるペンケース、折れないシャープペンなどの大ヒットした文房具というのは、既存の常識を技術やアイデアで覆したものです。こうした革新的な文房具は、仕事や作業の効率をさらに上げることができそうです。
片手で紙の抜き差しが簡単にできるマグネット内臓のクリップも、工夫次第でさまざまな用途に活用できそうです。補助鉄板シール付きで、磁石が付かない面にも張れ、横方向にスライドさせれば、真ん中の用紙だけ抜き出せるのが特徴です。また、ものを飾るという用途で利用できるのが、先端部がL字形になった金属製の画びょうです。フックとして小物をぶら下げることができる他、2つ使ってカードなどを壁に立てかけることもできるようです。大切な写真やカードなど、穴を開けたくないものを飾るときによいかもしれません。
ノートに図形やグラフを書くことが多い人には、2種類の十字が5mm間隔で均等に配置されたノートがおすすめです。十字を目安にすることで、定規がなくてもフリーハンドで真っ直ぐな線が引け、図形や表を簡単に書くことができるようです。
カッターを使うときは、手をすべらせてしまう危険性や、刃を折るときに怖いと感じることから、使うのが苦手な人も多いかもしれません。そんな人には、折らなくてもいいカッターや、切り終わると刃を本体に自動で収納するタイプがおすすめかもしれません。刃を自動で収納するタイプは、食品関連の現場で開発され、スプリングの力で本体に収納される仕組みになっており、宅配便の開梱用としても役立っているようです。ステンレス製で水洗いできるのもメリットです。
その他、必要な長さにカットして使えるロール状全面のりの付箋や、細かい文字と広範囲の文字を使い分けて消すことができる消しゴムなど、斬新なアイデアの文房具が登場しているようです。