筆記具

ビジネスシーンで使う筆記具を選ぶ場合、主に2つのシチュエーションを想定するのがよいでしょう。

まず1つめは、普段使いのメモを取るための筆記具です。

電話で話しながらや打ち合わせをしながらの覚え書きであったり、頭の中でアイディアを組み立てる過程で考える手助けとして頭に浮かんだイメージを文字やイラストや図形などで書いたりなど、ビジネスにおいてメモを取る必要性があるシーンは数多くなっています。
その時に使う筆記具にとって重要なのは、「長時間書いても疲れにくいこと」「滑らかにすいすい書けるよう、書き味が滑らかであること」などがあげられるでしょう。
そのためにはインク切れなどを起こしにくかったり、インクなどが滑らかに出たり、握った感じが自分の手としっくりきたり、ペン軸の重心バランスが書く時の姿勢にマッチしていたりなどが考えられます。
疲れにくさは重心バランスが計算された高機能タイプのペンなどを選ぶことで、書き味のなめらかさなどはインクが途切れず出やすい水性インクのボールペンやシャープペンなどを選ぶことで実現することができるでしょう。

また状況に応じて、シャープペンや消えるインクのボールペンを使用したり、修正テープを用意しておいたりなど、書いた文字を消せる筆記具を使用することで、1度書いた文字や線などを簡単に消したり書き換えたりできることから、取ったメモを見やすくすることもできるでしょう。

そしてもう1つは、重要な書類へ記載するための筆記具です。

重要な書類へ記載するにはまず、書いた文字などが消えにくいということが必要不可欠です。
最近では消えるインクを使ったボールペンも一般化しましたが、暑かったりこすったりすると消えてしまうようでは、重要書類には使えません。水性インクを使ったボールペンなどのにじみやすいインクもあまりよくありません。
油性インクを使ったボールペンなどのように、耐水性などの耐久力が高いインクを使った筆記具であることが必要不可欠です。

また、こういった書類にサインする場合、取引先など他社の方の前でといったシチュエーションも珍しくありません。
そのため、万年筆や高級ボールペンなどの、ブランド物で高級感のある筆記具を用いることで、相手によい印象を与えられるかもしれません。印象がよくなれば、同じことを喋っても、相手の取り方がよりプラスの方向にはたらく可能性があるでしょう。
さらに名入れペン加工サービスを使って、英語などで名前やイニシャルなどをおしゃれに入れてもらうというのも、ペンに高級感を持たせるためのひとつの方法でしょう。

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